今こそ、意識を変える!
コロナウイルスでの影響で、世界が深刻な事態になっておりますが、そんな中、自分が今やるべきことは何なのかを考える日々を過ごしています。
今まで普通に通勤できていた職場が、経営難になり、自宅待機、もしくは契約解除など、深刻な雇用状況になってきています。
マスコミの報道は大事ですか、その情報を冷静に事実として受け止め、それについて自分はどう考えていくべきかが、もっと大切なことではないでしょうか。
また、自分だけではなく、世界全体でこの危機を乗り越えていくには、一人ひとりの意識改革が必要だと思うのです。
日本は戦後から比べると、とても豊かな暮らしができるようになりました。
それはいいことのようですが、豊かな暮らし故の弊害も沢山あります。
物質的には、貧しいと感じない程度で十分に生活ができるシンプルな暮らし方が、人は一番幸せを感じる気がします。
物が溢れている中では、あって当たり前の感覚です。
ですので、無駄に使っても困ることはない状態では、多くの人がそのありがたみを感じることは少ないでしょう。
そして現在多くの方が、今までの状況がいかに幸せだったかに気づいているのではないでしょうか。
よく、昭和はいい時代だった、という言葉を聞くことがあります。
それは、決して贅沢な生活ではなかったけれど、戦後人々が支え合って再建してきたという時代は、物質への執着よりも、人と人との精神的な支えがはっきりしていた時代だったと言えます。
そして、こうしたコロナウイルスとの戦いの中でも、先人に習って人と人とが支え合い、助け合い、思いやる気持ちを持って、この危機的状況を乗り越えて行く必要があると思います。
今、私たちにできることはたくさんありますが、自分さえ良ければいいという考えを捨てて、皆がいつもの生活を取り戻すにはどうすればいいのかを考えることが、最優先なのではないでしょうか。