ニュートラルな状態へ
こんばんは。
何かしたい、なんとかしたい、そんな気持ちなのに、どうにも動く気がしない。
そんな時が、私に度々訪れます。
どうしてこんなになまけものなんだろう。
ダメ人間な気がする。
自分をこんなマイナスなイメージに捉えてしまった時が、みなさんも一度は経験があるのではないでしょうか。
スマホやパソコンで、ネットを検索していたり目的もなくYouTubeを見てしまうことがありますよね。
ダメなことだと分かっているのにやめられなくて、後悔してしまうなんてことがあるのではないでしょうか。
現代社会の多くの人々は、スマホに心を奪われて、自分を自分で動かせなくなってしまっているように思えます。
電車に乗っていて、スマホを見ていない人は同じ車両で果たして何人いるでしょうか。
私は、あえてスマホは電車で見ていません。
なぜなら、暇つぶしに必要のない情報をインプットしたくないからです。
現在の生活では。普通に暮らしているだけで、情報は沢山入って来てしまい、脳が疲れている状態に気づかないことがあります。
そんな状態をできるだけ避けたいのです。
たまには思考をストップして、頭の中をニュートラルにしなければ、脳はパンク状態になりかねません。
ましてや、子供にとっても情報過多で、頭でっかちになってしまっているように感じます。
知識は昔の子供に比べてたくさんあるのかもしれませんが、いい意味での子供らしさがなくなってきている気がします。
子供らしさとは、無邪気なところや、素直さ、純粋さ、といったような部分です。
子供が子供らしく過ごせることは、後々の生き方に大きく影響してくるでしょう。
知識だけが独り歩きをし、経験がないのに関節的に得た知識だけで話すような大人になってしまう可能性もあります。
子供時代は、人間形成の土台となる時期です。ですから、スマホやパソコンは、子供にとっていいものだと答える人は、ごくわずかだと思います。
にもかかわらず、大人でさえも、そのスマホに囚われてしまっているのです。
一日、スマホを家に忘れてしまったとしたら、いつもと変わらず過ごせるでしょうか?
多くの人が、なんとなく不安な気持ちや、落ち着かない気持ちになるのではないでしょうか。
スマホがなかった時代、みなさんは、どのように過ごしていたか、思い出せますか?
私は、はっきりと思い出せます。
情報に振り回されることはなく、もっと自分の頭で考え、心で感じる毎日でした。
五感をふるに活用し、季節も肌やにおいで感じ、見たい景色は画面上ではなく実際に見に行ったり、おいしいお店も口コミなどに左右されず、自分の足で確かめに行っていた気がします。
今は、コロナの影響で助かっていることはたくさんありますが、メリットだけではなく、デメリットもたくさんあることを知ったうえで、正しく使う必要があるのではないでしょうか。
小さな画面の世界のだけで完結してしまうことは、自分が動くことを忘れてしまいがちです。
常に情報を浴びている受け身の状態にいるということを忘れずに、たまには心をニュートラルにして自分で自分を動かしていきたいものですね。