限られた時間の使い方
人生100年時代と言われていますが、みなさんはこれについてどの様に感じているでしょうか。
人生100年、まだまだやりたい事があるから嬉しいと感じる人もいれば、現役を引退してから、まだ40年近くもあると思うと長すぎる、と感じる方もいらっしゃると思います。
私自身はというと、正直長すぎるなあと、感じています。
また何十年も頑張らなくてはいけないのかなと思うと、気が遠くなります。
では、気が遠くなるほどの時間を、どのように生きることが自分にとっていい時間を過ごしたことになるのでしょうか。
ただ生きるだけでは長すぎる。
でも、60歳すぎてあらバリバリ働くことはキツそう。
そんなことを考えると、
ほどほどに働いて、ほどほどに暮らしを楽しむ
それが私にとってのいい時間の過ごし方なんだと思うのです。
ほどほどに働くのは、時にはたくさん働きたい時もあるかもしれない。そんな時は少し仕事を増やす。
また、ライフイベントなどがあり、暮らしの中での時間を重視したい時もあるでしょう。そんな時は、仕事を抑えたい。
こんな風に、仕事と暮らしのバランスをとりながら。両方をそれぞれほどほどに楽しむこと、
それが、私の求めていることなのかもしれません。
仕事の面では、いろいろなことに挑戦して、もっと自分を高めたいという思いがあります。
また、暮らしの中では、子供と過ごす時間の質を上げたり、美味しいご飯を作ったり、刺繍やガーデニングなどもしてみたいという思いや、レジャーを楽しみたいという思いもあります。
仕事では、自己実現の欲求を満たし、暮らしでは、心の安らぎと、楽しみの欲求を満たす。
これらのバランスがうまくとれている人は、おそらく、とて充実している人生を過ごしていることでしょう。
できることならやりたいよ。
出来ないから仕方なく生活のために、やりたくない仕事もやってるんだ。
そう思う方もいることでしょう。
でも、限られた時間、一度きりの人生と考えるとそれで納得できるのでしょうか。
80歳くらいになって、いい人生だったと胸をはって言えるでしょうか?
納得できるのなら、それが自分に合っている生き方なのでしょう。
では、果たして、やりたい事をやってこなかった人生を幸せだと言える自信はありますか?
あなたは、どんなバランスで、人生という限られた時間を過ごしていきますか?
忙しい毎日の中で、たまにはじっくりと考える時間を持ってみてはいかがでしょうか。