やりたい事がわからない
こんにちは。
みなさんは、今の仕事は何が違うと感じてはいるものの、何をやりたいのか分からないという経験はありますか?
もし、そんな経験があったとしたら、心の奥底に、何かひっかかっているものがあるのかもしれません。
以前はやりたいと思っていたことが現実的には難しいことから、諦めたけれどどこかで諦めきれない気持ちが、心の奥底にひっかかっている状態なのかもしれません。
また、やってみたい気持ちはあるげれど、失敗することを恐れて一歩前に踏み出せない状態もあるでしょう。
そんな方々の話をよくきいてみると、生育環境が強く影響していることが多い気がします。
心のひっかかりの原因に気付くことと、その複雑な気持ちを受け止めてくれる人がいれば、消化不良を起こしていたことが消化でき、純粋にやりたい事が出てきます。
気持ちを受け止めるのは、信頼できる他者だけでなく自分自身でもいいでしょう。
どんな人でも幼い頃には欲求があり、それを満たしたいという自分に従って、素直に行動します。
みなさんも、好きな遊びや、やりたい事を周りをあまり気にせずにやっていたはずです。
本来、欲求は誰にでもあるものなのです。
でも、大人になると、やりたくてもできない事や、社会の目などが気になったりして、無意識のうちにブレーキがかかっている可能性があります。そのブレーキを思い切って外してみましょう。
では、みなさんに質問です。
・子供の頃、何をしている時が楽しかったでしょうか?
・夢中になって遊んだことは、どんな遊びだったでしょうか?
・思い出に残っている出来事は、どんなことでしょうか?
ちなみに私の例をいくつかあげると、
ジグソーパズルや、工作が好きでした。
いわゆる、何かを作ることがとても好きでした。
ジグソーパズルでは、一つ一つのピースのほんの小さな特徴を見つけ、つなぎ合わせて行く過程でピッタリとはまった瞬間は、とても気持ちのいいものでした。
それを繰り返し、どんどん出来上がっていく過程にとてもワクワクし、完成した時は達成感にひたり、いろいろな場面で楽しみがありました。
これを今に置き換えると、人の生い立ちや、個性、人柄など、ジグソーパズルののピースのようなたくさんの要素から、その人にあった環境や強みを見つけ、ありたい姿を少しずつ形にしていくという、今の私の仕事にあてはまるのです。
ジグソーパズルが好きな事と、今の仕事であるキャリアコンサルタントとの関係性に気付いた時は、まさにピースがハマった時のような感覚でした。
もし、やりたいことがわからない時は、まず子供時代に戻ってみて下さい。
どんなことに夢中になり、ワクワクしていたでしょうか?
必ず一つはあるはずです。
そこに、答えのヒントが隠れていますよ。