思いを言語化してみる
みなさんは、よく考える人でしょうか。
何かに気づいたり、わかったこと、学んだことを頭の中で終わらせるのではなくて、どんな小さなことでも言葉にして書いてみることは、生きていく上でとても有効です。
頭の中だけだと、小さな気づきはすぐに忘れてしまいます。
辛い失恋や、家族との喧嘩、出産の痛み、仕事での失敗、楽しかった旅行、おいしかった食事、色々とありますが、感情は覚えていても感覚は忘れていたりしませんか?
辛い出来事は、どんな風に思って、どんなことが辛かったのか、具体的には忘れてしまいますよね。
うれしかった出来事は、思い出としてはよく残っているかもしれませんが、その感覚を記憶し、その後の生き方に何か活かすことはしているでしょうか?
辛いこと関にしては、とても辛かった、悲しかったという感情は覚えていますが、どの程度、どんな風に辛かったのかは、なんとなく覚えている程度だったりします。
(これは、個人差があると思いますので、あくまで私の場合でお話ししています。)
苦しく悲しかった経験は特に、私にとって意味のある学びになっています。
その経験を乗り越えて、今に至るからです。
今の私は、苦しみがあったからこそ成り立っている、そう思って生きています。
苦しんだことで気づいたこと、出会えた人、助けてくれた人、たくさんのプラスのことがありました。
苦しみの中にいる時は、そうはなかなか思えないと思います。、、
でもそんな時、感じた思いや、気づいたこと、考えたこと、心に残っていることなどを、自分の心の言葉そのままで、とにかく書き出すのです。ノート1ページがいっぱいになるほど。
足りないようでしたら、何ページでもかまいません。
それを、どんどん重ねていくうちに、また何かを感じてくるでしょう。
そして、時の流れに委ねてみる。
その後、過去に書いた自分の考えを読み返すと、時にとても誇らしく感じることがあります。
いいこと書いてるなぁ、と客観的に自分を見ることができ、自信もつくのです。
また、そんな辛い感情だったんだ、とそのまま受けいれることもできたりします。
自分が書いたことを客観的に見ることは、たくさんの効果があります。
1、自分について冷静に分析できる。
2. 自分の問題点に気づく
3. 自分は思っていたより素敵だと思えて自信がつく
などなど。
そうしているうちに、苦しみが和らいでいたりします。
そして、現在また違う苦しみがあったとしても、苦しみを乗り越えた経験があることで、きっと大丈夫また乗り越えられる、と思えてきます。
私は、何度となく、気づきや思いを言葉にしたことで、苦しみを乗り越えられました。
特に、自分を励ます言葉は、魔法のような気がします。
それは、一度だけでなく何度も励ますことが効果的だと思います。
みなさんも、自分に魔法をかけてみませんか?
「大丈夫!明日は素晴らしい日になる!」